仏壇は、自治体の品目表では粗大ごみである

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この記事の結論

仏壇は、自治体の品目表では粗大ごみ(大型ごみ)に分類される。大阪市は家具・寝具類として一律1,000円、神戸市は事前申込みの大型ごみだが、5kg以内でごみ指定袋に入り口を結べる場合は通常の燃えるごみ・燃えないごみで出せる。魂抜きやお焚き上げを条件にしている記載は、確認した3市のいずれにも無かった。

誰向けか: 実家じまいで仏壇や神棚の処分に手が止まっている人

  1. 自分の自治体の品目表で「仏壇」を引く(分類と手数料は自治体ごとに違う)
  2. 解体して指定袋に入る大きさ・重さにできるか(通常のごみで出せる自治体がある)
  3. 神棚のように品目表に載っていない物は、収集の窓口に品名を伝えて聞く

実家じまいで手が止まる物は、だいたい決まっている。仏壇と神棚である。

家財の中で、これだけは「捨てる」という言葉が使いにくい。 だから後回しになり、最後まで家に残る。

制度の側は、そこを何も特別扱いしていない。

大阪市は、仏壇を1,000円と決めている

大阪市の粗大ごみ処理手数料の一覧表に、仏壇はこう載っている。

品目区分手数料
仏壇家具・寝具類1,000円

出典: 大阪市「粗大ごみ処理手数料一覧表」(2026年8月31日取得) https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000384507.html

同じ表で、他の家具は幅・奥行・高さの合計で料金が変わる。 仏壇はそうなっていない。大きさに関わらず一律1,000円である。

三段の立派なものでも、卓上の小さなものでも、市が受け取る額は変わらない。

神戸市は「大型ごみ」。ただし5kgを切ると話が変わる

神戸市は仏壇を大型ごみとして扱い、事前申込み制の有料としている。 申込みはインターネットか、電話・FAX(078-392-7953 / FAX 078-392-5500、 月〜金の午前9時〜午後4時)である。

そのうえで、同じページに例外が書いてある。

5kg以内の重さで、ごみ指定袋に入り、袋の口をしっかりと結ぶことができる場合

このときは、素材に応じて燃えるごみか燃えないごみで出せる。

出典: 神戸市「「仏壇」は何ごみで捨てればいいですか?」(2026年8月31日取得) https://faq.city.kobe.lg.jp/faq/show/8906

つまり解体して小さくすれば、通常のごみとして出せる自治体がある。 仏壇の多くは木製で、扉と引き出しを外すと体積がかなり減る。 手数料を惜しむ話ではなく、申込みと収集日を待たずに済むという意味で、 急いでいる人には効く。

静岡市は「不燃・粗大ごみ」

静岡市の品目別の分別では、葵区・駿河区・清水区のいずれも 仏壇は「不燃・粗大ごみ」である。

出典: 静岡市「仏壇」(2026年8月31日取得) https://www.city.shizuoka.lg.jp/gomi/hinmoku/03394.html

3つの市を並べると、呼び名は「大型ごみ」「粗大ごみ」「不燃・粗大ごみ」と割れるが、 通常の収集とは別枠の有料の扱いという点では揃っている。

魂抜きは、行政の条件になっていない

仏壇を処分する前に閉眼供養(魂抜き)をする、という慣習がある。 菩提寺に頼めば読経してもらえるし、そのあとにお焚き上げを頼むこともできる。

ただし、確認した3市のいずれにも、それを条件とする記載は無かった。 市は「魂抜きを済ませましたか」と聞かない。済ませていなくても収集する。

これは慣習を軽んじる話ではない。順序の話である。 供養をするかどうかは家の判断で、行政の手続きとは別の線の上にある。 片方を待つ必要はない、と言えるだけである。

供養を望む場合、費用と段取りは寺院や専門の業者ごとに違い、 公表された相場が存在しない。当サイトは公表された実額に出典を付けられるものだけを 載せる方針なので、ここに金額は書かない。菩提寺があるなら、まずそこに聞くのが早い。

神棚は、品目表に載っていないことがある

同じ大阪市の手数料一覧を「神棚」で引くと、記載が無い。 仏具も人形も無い。載っているのは鏡台(1,000円)のような家具である。

品目表に無いものは、料金が決まっていないのではなく、 そのままでは判断できないという意味である。窓口に品名と大きさを伝えて聞くことになる。

実家じまいでは、この「表に無い物」がまとまって出る。 神棚、仏具、位牌、遺影、人形、賞状の額。 まとめて業者に頼むなら、見積もりの前にこの一群を名指しで伝えるとよい。 扱えるかどうか、追加料金になるかどうかが業者ごとに違うためである。

頼む前に確かめる3つ

  1. **自分の自治体の品目表で「仏壇」を引く。**分類も手数料も自治体ごとに違う
  2. **解体して指定袋に入るかを見る。**入るなら通常のごみで出せる自治体がある
  3. 表に無い物(神棚・仏具・位牌・遺影・人形)を一覧にする。 窓口か業者に、まとめて聞く

家財の運び出しを業者に頼む場合、家庭から出るごみを運べるのは 一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者か、市区町村の委託を受けた業者である。 当サイトは各市が公表している許可業者の名簿を転記して掲載している。

次に、依頼する範囲を決める

家財の整理と、建物の売却・解体は見積もりの対象が異なります。いま必要な工程から比較できます。


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